「秋がなかったなぁ~」とか言うやつは秋の息吹を感じた方がいいんじゃねぇのって話
地球温暖化はそんな早く進行してねぇよ
ここ最近「秋ってなくなったなぁ」とか「夏が終わったらすぐ冬だ!」とか四季を感じることができなくなった大人が多くてとても悲しい。ちゃんと風景に目をやれば、秋桜(コスモス)や紅葉の始まりを見つけることができる。
食に目を向ければ、秋刀魚(サンマ)が安くなり食卓に並ぶようになるし、お芋や銀杏なども食べれるようになるし、きのこも採れ安くなり乾燥した秋ならば干しきのこにするとすごく美味しい。しめじなんか1パック83円なのに乾燥させるとまるでポルチーニ茸のような薫りがするようになるので超おすすめだ。
軒に干して作られる干し柿も秋ならではの光景だろう。
酒飲みなら忘れてはいけないのは秋あがりだろう。
秋あがりってなんぞ
寒造りで製造した清酒を貯蔵して夏を越す。そして秋になる頃にその酒質が向上していることを表現した言葉。
新酒特有のアラさがすっかり消えて丸みが出る。ほどよく熟成した飲み頃の酒とされている。この時期に「秋上がり」の酒を出荷することを「冷(ひや)おろし」と呼ぶ。また、逆に酒質が向上しなかった場合を「秋落ち」という。
秋のものには秋の酒ということで秋あがりが飲みたくなる。美味しい秋あがりは1週間くらいで完売してしまったりするので注意したい。好きな蔵や近所の蔵、旅行先の蔵など買うタイミングは人それぞれだけど、各々楽しんでほしい。
秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる
なんて1000年以上も前から言われてるわけで、暑くても日陰はなんか風が涼しい秋、ユニクロのTシャツから衣替えしてすぐユニクロのダウンなんていう季節感のないことしないでもうちょっと四季を楽しもう。